古地図データベースについて
東京国立博物館は、江戸時代(一部外国製を含む)の地図類を多数保管しています。その中には、伊能忠敬作成の日本図のように歴史資料として学術的に貴重なものも含まれています。
これらの地図は、所蔵品としての基本的なデータは作成済みですが、その伝来によって館内の管理形態が分かれており、統一的な検索が困難であるため、特に館外からの学術的利用や展覧会への貸出に不便を生じていしました。また地図の中には巨大で、通常の閲覧がむずかしいものも多く含まれています。
平成18年度から19年度にわたり日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受けて、古地図データベースに基本データを追加し、これに詳細なデジタル画像データを添付してインターネット上で公開する作業を継続して行っています。今後順次公開を進めることによって他機関所蔵の資料との比較調査も可能となり、歴史学、地理学、地域研究などに資するところが大きいと考えております。



