博物図譜について
東京国立博物館には、江戸時代に編纂された本格的な博物図譜である、岩崎灌園著『本草図譜』・『本草図説』、堀田正敦編『禽譜』、武蔵石壽編『目八譜』、馬場大助著『舶上画譜』をはじめ、東京国立博物館の前身である明治時代の博物局が編纂した「博物館図譜」と称する『博物館禽譜』・『博物館獣譜』・『博物館蟲譜』・『博物館介譜』や、植物を対象とした『植物集説』・『農作物・果樹類図』などが収蔵されています。これらの資料は、関根雲停・服部雪斎・中島仰山といった、個性あふれる画家たちによって描かれた緻密な動植物図を多数含んでいます。
博物図譜データベースについて
東京国立博物館が所蔵する江戸時代から明治時代に制作された150件4000点におよぶ博物図譜資料について画像データベース化し、図の名称や、産地・方言・日付・画家などの注記も項目ごとにデータ化し、多方面からの検索を可能としました。したがって、本データベースは、画像のみならず、各項目による検索によって、博物学、生物学、歴史学など、多岐にわたる研究の対象として博物図譜を活用することができます。なお、本データベースは、平成15年度から19年度にわたる日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付により作成されたものです。


