詳細

員数
1巻
時代
江戸時代・寛永20年(1643)
一般注記
「寛永廿年朝鮮人」
寸法
39.39×393.9
形状
紙本墨書・巻子装
解題
【B1751~B1753 朝鮮人来聘覚書】解題 尾張藩における朝鮮通信使接待に関する古文書を巻子3巻にまとめたもの。 各巻の表紙に貼られた貼り紙から、尾張藩で代々附家老を務めてきた家柄の竹腰正美によって明治前期に巻子装にまとめられたことが分かる。 題箋は各巻で異なり「元和三年朝鮮人来朝」「朝鮮人来聘」「寛永廿年朝鮮人」とあるが、実際には寛永13年(1636)と同20年の古文書がほとんどであり、尾張藩附家老竹腰正信の代のものである。年代の順序も前後しており、巻子に仕立てる際に考察を加えてまとめた形跡は見られない。 題箋の通り元和3年(1617)のものも数通あるが、この年の通信使は京伏見までしか行ってなく、後年の接待の参考のため集めたものであろう。 内容は通信使接待の準備と接待内容に係わる先触・書状・覚書で全50通ある。
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