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機密
1950年6月13日 George N Kates
108ラジオ東京ビル

J.W.Bennett氏、世論・社会調査課、長官
エイイチロウ イシダ氏、民族学会  宗教・文化資源課
キンジ フジカワ氏、国立博物館、管理課長 *1、
ナオテル ウエノ博士、東京藝術大学、学長

博物館教育プロジェクト(日本の人事交流プログラム)の参加者を選別のための第1回会議

  1. 初回の会議はBennett 氏が議長を務めた。彼は、今回の訪問はガリオア資金によるもので、以下二点を重視すると述べた。
    1. 日本に帰国した後、(経験を)有効に行使できる候補者が選別される。
    2. 彼らは当然十分な英語力を持たなければならない。
  2. Bennett氏はこれまでに決定したプロジェクトの概略を述べ、その後全体で話し合いがなされた。
  3. ウエノ博士は条件に合う若い人材が推薦できなかった;そのため、最初イシダ氏が1人目の候補者を選別し、その次フジカワ氏が2人を選別した。3人全員は現在国立博物館の職員である。
  4. しかし、議論が進行するに連れ、ほかに3名の名前が挙げられた;そのため会議は全部で6人の名前を挙げて終了した。そして、できるだけ早くこれら全員の面接をする準備された。

G.N.K


*1 昭和22年の役職。昭和26年には文化財保護委員会事務局総務部長となる。

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