古文書データベースについて
東京国立博物館では,書跡と歴史資料の2つの分野にわたり,平安時代から江戸時代にかけての古文書約2,000通を所蔵しています。
古文書とは料紙を使用し,墨で文字をしたためたもので,一方から他方へといった一種の伝達を伴うものです。
こうした古文書は人文科学諸分野における貴重な研究材料であるとともに,歴史学においては歴史事象を解明するための有効な資料となります。
本データベースは平成20年度より日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)の交付を受け,所蔵する古文書1通を基本単位として,高精細の画像として撮影し,古文書学によって分類を行って名称を付し,法量を計測し,可能な限り差出・宛所を比定した上で,記されている文字について翻刻を行いました。
公開を進めることによって他機関所蔵の資料との比較調査も可能となり,文字以外の情報を提供することにより歴史学研究などに資するところが大きいと考えております。




