印譜について

中国の古銅印譜は、清朝における考証学の隆盛にともない、当時出土された古銅印を成譜し、これに考証を加えたものです。古銅印には、官印・私 印・成語印などがあり、それらの印文は、中国の正史に漏れた古代の官制や地誌を考証しうる一等資料として、陳介祺や呉大徴・羅振玉らによって盛んに取りあげられました。また、中国・日本の近人印譜に収録される序文や跋文には、日中の交流史を含む近代史や、印刷史・美術史等に関する学術的な情報が盛り込まれています。

印譜データベースについて

東京国立博物館では昭和51年に横田実氏から漠南印譜コレクションを、平成14・15年の両年度には、小林斗アン(庸浩)氏より、懐玉印室コレクションの寄贈を受けました。歴代の主要な印譜を網羅するこれらのコレクションには、制作部数の少ない原鈐本や、編者自らが注記を書き加えた本地中国でも見ることのできない稀覯本が多数含まれており、世界有数のコレクションを誇ります。 このデータベースは東京国立博物館に所蔵される中国古銅印譜・中国近人印譜・日本近人印譜およそ2,300件約7,500冊の画像データベースを作成することを目的としています。本データベースが各分野における貴重な研究資料として多方面でご活用いただければ幸いです。 本データベースは、日本学術振興会平成21年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)により作成しました。

画像番号 列品番号 名称 作者・編者 時代
SAC-00000001 P10004-1 呉氏印譜 呉叡 明時代(原本:元時代)15~16c[原本:至正25年(1365)]
SAC-00000002 P10004-1 呉氏印譜 呉叡 明時代(原本:元時代)15~16c[原本:至正25年(1365)]
SAC-00000003 P10004-1 呉氏印譜 呉叡 明時代(原本:元時代)15~16c[原本:至正25年(1365)]
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