江戸時代前期五十嵐派作品について-前田家関連遺品を中心に-
五十嵐道甫作と伝えられる作品には銘が記されておらず、作者の比定はほぼ伝承にのみよるものと言える。こうした状況を整理するためには、道甫の仕えた加賀藩主・前田家関連の遺品に限定して検討し直す必要があることを説いた。またそれらの作品について、地蒔粉や文様表現から制作年代や作者に関する考察を行なった。
著者:
竹内 奈美子(東京国立博物館)
OPAC
出版者:
東京国立博物館
掲載誌,書籍:
『東京国立博物館紀要』第40号
2004年
公開
関連研究員(当館):
竹内 奈美子 
データ更新日2016-08-01