単著

「辻が花」の誕生ー〈ことば〉と〈染織技法〉をめぐる文化資源学

中世の縫い締め絞りの名称として認識されている「辻が花」という染織用語が、中世にはまったく別の染め物であったことを検証し、いつ、どのような経緯で現在の名称が「名付け」られ、普及していったかについて、室町時代から江戸時代、近代から現代への言説、伝存資料をたどりつつ、論述した。

著者: 小山 弓弦葉(東京国立博物館)

出版者: 東京大学出版会

2012年 3月 27日 発行

関連研究員(当館): 小山 弓弦葉 

データ更新日2022-12-10