「和物茶陶」の発見と創造―「和漢の構図」の再検討
従来の茶陶の変遷観は、江戸時代、そして近代に再編された価値観のフィルターを通じて選択された作品群を、各種の文献の記述に当てはめて解釈してきたのではないかとの疑問のもと、珠光の「和漢のさかいをまぎらかす」の言葉に出発した「和漢の構図」を乗り越えて、作品に即して日本文化の「文法」を意識化する。
著者:
今井 敦(東京国立博物館)
掲載誌,書籍:
茶の湯の歴史を問い直す―創られた伝説から真実へ
出版者:
筑摩書房
2022年
11月
20日
関連研究員(当館):
今井 敦 
データ更新日2022-12-28